12.成分表示と原材料を見るクセを

食事の糖質量を考える時、食材を吟味してしっかりと選んで、せっかく糖質を下げたのに”調味料”のミスチョイスで、糖質量がグンと上がってしまう…なんて『もったいない!』って思うのです。

同じに見えて同じじゃない調味料の糖質量

マヨネーズ全卵タイプ4.5g
マヨネーズ卵黄タイプ1.6g
穀物酢2.4g
米酢7.4g
黒酢9.0g
バルサミコ酢19.4g
白ワインビネガー8.1g
ぶどう酢1.2g
りんご酢2.4g
レモン果汁9.3g
味ぽん12.0g

まず、マヨネーズに種類があることをご存知なかった方も多いと思います。私も自身が糖質制限するまで知りませんでした。
また、同じように思いがちな“お酢”もそれぞれの原料や製法で糖質が大きく変わります。意外だったのは“果実酢”の糖質の低さです。

そして、この中で注目していただきたいのは「味ぽん」です。「味ぽん」は一見、醤油とお酢で作られた糖質制限向きのさっぱりとした調味料、のように見受けられがちですが、実は糖質が意外とあります。『お鍋でさっぱりヘルシー!』なんて思っていると落とし穴に落ちるかもしれません…

さらに、糖質制限でOKとされている「マヨネーズ」にも落とし穴があるので、この2つの調味料については、後ほど詳細をご説明します。

糖質の高い調味料

「絶対に使わないで!」ということも言えないのですが、使わない方が賢明です。
それがストレスになるくらいなら、そして、ほんの少しで劇的に美味しくなるのだとしたら…量をちゃんと加減して“美味しい・楽しい食事”を実現してください。

砂糖99.2g
はちみつ79.7g
カレールー41.0g
みりん54.9g
中濃ソース30.3g
ウスターソース26.0g
ケチャップ26.6g
顆粒だしの素31.0g
固形コンソメ30.3g

栄養成分表示を見るクセを

平成27年4月に食品の表示について定めた「食品表示法」が施行され、原則として、消費者向けに予め包装された全ての加工食品と添加物(業務用加工食品は除く)に、栄養成分表示が義務化されました。
なお、生鮮食品の栄養成分表示は任意表示ですが、表示を行う場合は新基準による表示を行う必要があります。

熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質 、炭水化物、食塩相当量この5つは表示を”義務”とされています。 (ナトリウム塩を添加していない食品のみ、任意でナトリウム量が併記できます。)

原材料を見るクセを

一部の調味料の糖質を紹介しましたが、一括りに“マヨネーズ”としてしまうと、落とし穴に落ちることがあります。
栄養成分表を見るクセがついて「炭水化物量」を知ることができても、原材料にはカラダに影響を与えやすい原材料が混ざっている可能性もあるためです。

では、”カロリー”を気にする方に重宝されている“カロリーオフ系”の調味料。その代表格のとも言っていい「キューピーハーフ」についてみてみましょう。(画像は、メーカーページより転用しています)

糖質は2g(100gあたり)と少なめです。
ただし、この中に含まれている原材料には“砂糖”、“増粘剤(キタンサンガム)”というものが含まれています。せっかくなら、混ぜ物が少ないマヨネーズの方が血糖値への影響は少ない、と思いませんか?

次に、『お鍋でさっぱりヘルシー!』のお供「味ぽん」をみてみましょう。(画像は、メーカーページより転用しています)

糖質は12.0gとちょっと高めです。
そして注目していただきたいのが原材料の中にある“果糖ブドウ糖液糖”と“かんきつ果汁”です。
原材料名は、含まれる量の多い順番に記載されていますが、筆頭の“しょうゆ”と“醸造酢”の間に表示があり、糖質が高い原材料が多く使われていることが見て取れます。

ちゃんと「栄養成分表示」と「原材料名」を見るクセをつけることで、自分が何を食べているのか理解することと、思い込み”での誤解にご注意ください!

※上記商品について成分紹介を行うための市販品の例として取り上げさせていただきました。本サイトは上記商品はなんら関係性もなく、例としての目的以外に一切の目的はございません。

※本数値は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を基に算出しております。また、表示の糖質量は食材100gあたりの数値です。